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歌はスポーツ!USボーカル教室 徳島校 紹介

今年20周年を迎えたUSボーカル教室徳島校の安崎先生にお話を伺いました。

USボーカル教室徳島校の概要と特徴について教えてください。

ボーカルレッスンオンリーでやっているところは、徳島ではここ(USボーカル教室徳島校)だけかなと思います。カラオケの音程を取りたい方からプロになりたい方まで、丁寧に見ていく教室になっています。

教室の雰囲気としては、あまり肩苦しくならないように音楽を楽しめる感じになるように心掛けています。

レッスン内容はどのようになっていますか?

最近のトレンドとしては、高い声を苦しくないように上手く出して、一般的に難しいと言われる曲を歌いこなせるようにする、みたいな感じでしょうかね。生徒さんの年齢層に幅はあっても基本的にアプローチはほとんど変わりません。でも年齢によって生徒さんの目標やペースは様々なので一人ひとりの個性を尊重し、その方に合った指導を心がけています。あとは、やっぱり楽しんでもらわないと(笑)。レッスンに来るんじゃなくて、アトラクションに来ているみたいな感覚になってもらえればいいかな、と思っています。

声を出すコツを教えてください。

気合いと言いたいところですが(笑)、コツは横隔膜を使うことなんです。一般的には腹式呼吸と言われますが、結構使えていない人が多いですね。なのでレッスンでは横隔膜を動かす呼吸法、あるいは発声法を学びます。ここに来ればそれが身に付きますよ。

声を出すには準備などは必要ですか。

最近の若い人の曲は高い音が多いのでスポーツと同じでウォーミングアップが必要なんですよ。ウォーミングアップして声を出して、「今日はこの曲は行けそうだな」という気持ちでレッスンに臨みます。声を維持するためには、筋トレが必要なんですよ。

声を出すにはどんな筋トレが効果的ですか。

人によって違います。体の柔らかい人と硬い人で、同じ筋トレではダメなんです。歌はスポーツです。歌をスポーツと考える人は少ないですが、本当に上手くなりたいなら、スポーツ的な発想が重要です。サッカーで上手くなりたいなら練習しますよね。それと同じで音符をポンポンポンと当てていきたいなら、練習が必要です。でも基本は歌を楽しく歌いましょう、という感じです(笑)。

一番年齢の低い生徒さんは何歳ぐらいですか?

小学校3年生の生徒さんですね。でも皆さん平等に考えてるので、年長とか年少とかはあまり考えていないんです。ただ、子どもの場合、漢字が読めないことがあるので、そこは小学生として扱いますが(笑)。教え方としては、大人と同じように。とにかく楽しんで貰えたらいいなと。本当に1対1の個人として、その方に合わせてレッスンを行うようにしています。基本は楽しく、楽しくがベースですね。

特に思い出に残っている出来事や生徒さんとのエピソードはありますか。

レッスンの中で前回まで出なかった声が次のレッスンで出た、というのはエピソードっていうのではないのかもしれませんが全部嬉しいです。共に喜ぶ感じですね。

人生観の中でも大事にしていることがあれば教えてください。

やっぱりスラムダンクの「あきらめたらそこで試合終了ですよね」っていうとこですかね。20年くらい前は高い曲は男性じゃ無理かなという感じだったんですが、髭男dismやグリーンアップルの曲がヒットするようになり、みんなそれを歌いたがるようになってきたので。ちなみに小学生なら、分かりやすいように原曲キーで、しかも身長が低いので、自分が立って教えるんじゃなくて膝をついて教えています。子供の目線に合わせています。膝をついているので長い時間はさすがに厳しいですが(笑)。それでもやっぱりこの子に教えたい、覚えてほしいと思っています。自分ができないからってあきらめてると、その生徒さんも楽しくないと思うんです。楽しくないと来ていただいている意味がないですから。

先生がご自分で作詞作曲されることもあるのですか。

はい、やってます。曲作りは短期集中型なので、今年の8月のお盆の間に3日間完全フリーにして、3日間籠もって3曲作りました。そういう感じで、曲はいつも作っているわけではないのですが、ネタは常に探しています。それに、ギターなどは毎日できる限り弾くようにはしてますね。なかなか時間を作るのは難しいですけどね。YouTubeもいくつか上げているのでYouTubeの撮影もしています。

作詞や作曲は大変そうですが。

作詞は時間がかかります。自分で作る曲は、3日間集中して作っても2~3ヶ月かけてところどころ変更するんです。この前、発表会で生徒さんに歌ってもらった曲は実は30年ぐらい前に作った曲なんです。30年ぐらい前の曲ですが、男性だけでなく女性でも歌えるように、途中手直ししています。その手直しの中で歌詞も少しだけ変えています。

曲作りについて生徒さんからアドバイスを求められることはありますか。

ありますね。でもメロディーラインはこっちの方がいいよとか、そんなことは絶対に言いません。(曲は)やっぱりその人のオリジナルの人格みたいなものですから、それをいじることはありませんよね。

今後の目標や挑戦したいことがあれば教えてください。

詳細は言えませんが、世界デビューする方法があるんです。2年後デビューを目指し、5年後には武道館でライブをすることを目標にしたいと思っています。夢は大きく抱かないと(笑)武道館飛び越えてカーネギーホールでやるかもしれないし、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンでやるかもしれない(笑)。音楽をしている人は気持ちが若いんですよ(笑)。